中村生活記録運動

私、中村の生活を記録するだけ

さよなら枕

この前、久しぶりに落語しましたよ。
今回は枕で話そうと思ったけど、時間の都合上出来なかった話を。
「枕」とは、噺の本編の前に噺に関わる内容だったり、全く関係ない内容だったりするのですが、いかんせん書き起こしたことがないので、なるべく口語に近づけて書きたいと思います。


実は、僕、いまお付き合いしている人がいなくてですね。
まぁ最近流行ってる言葉で言うと「生産性」がないというやつです。
すごい言葉ですね。「生産性がない」。
杉田水脈さんの言葉ですか。いろいろテレビや新聞で話題になりましたけど。この問題について、言いたいことは二つだけで。
まず、子どもを産むことを「生産」とは言いませんよね。「出産」ですよね。ヒト・モノ・カネ、「生産」はモノに対してですよね。
だって聞いたこと無いですよね。「あら、お腹おっきくなって、生産日はいつ頃ですか?」とか。「聞いて奥さん、近所の田中さんご夫婦、おめでたですって」「あら、生産活動頑張ったのね」なんて。ヒトに対して生産って酷いですよね。
あともう一つは、LGBT、まぁ今はLGBTQやほかの呼び方もありますが、そのうちのLGBに対して言えば、単純な話なんですよね。
例えれば、目玉焼きに醤油をかけるか。マヨネーズをかけるかだけなんですよ。簡単にいえば。どう思います?どっちでもいいですよね。
じゃあ、なぜ抗議しているかというと、「マヨネーズをかける人には目玉焼きを提供しない」だとか「マヨネーズをかける人はうちの店から出入り禁止にする」とか、そういうことが起きてるからで。じゃあなぜ醤油派が反対しているかというと「マヨネーズをかけると伝統的な目玉焼き文化が壊れる」だとか、「マヨネーズ派が醤油派を壊滅に追い込む」だとか勘違いしてるんですよ。だって普通に考えたらそんなことないでしょ。
 ねぇ、同性愛を認めると同性から言い寄られて困るとか言いますけど、「目玉焼きにマヨネーズかけろ!」と言われても、みなさん「いや、いいです」とか言って断りますよね。それと同じですよ。「ごめん。おれマヨネーズかけたくない」って言えばいいんですよ。
 他にも、同性婚を認めると出産率が下がるとか言いますけど、今、同性婚禁止されてても出生率下がってますよね。関係ないですよね。もしね、認めれば養子とか取りやすくなりますし。そしたら今度は、両性愛者に育てられたらどうのこうのって。
親がマヨネーズかけるから子供も必ずマヨネーズかけるとは思いませんよね。父子家庭やら母子家庭というのも普通に居ますし。
だからね、いつまで勘違いしてるのかなぁと思うんですけどね。

本番では今回の噺の題名である「首ったけ」という言葉に関するエピソードとキャバクラの話をしました。ちなみにいつもこのような政治色が強い話をしてるわけでなく、普段の生活で思いついた話を適当にしてるだけです。まぁこんな話も記事にして良いかなと。
ちなみに僕の実際の噺はこちらで観れます。
https://youtu.be/-OCj46dMFbQ